古くは旧暦霜月に開催された霜月神楽で、「池大神社の例祭」ともよばれる。これに対して坂部・向方と同様にオキヨメマツリとよぶ願ばたきの臨時祭があって、ここでは個人宅で開催された。
祭は扇やヤチゴ・剣を手にした複雑な舞に特徴があるが、人々の軽い立願(りゅうがん)をはたく願舞が祭の途中に組み入れられる。また向方・坂部では湯立てと舞とがセットをなすのに対して、大河内では舞が独立する点などに奥三河の花祭の影響をみることができる。